堕落と曖昧
価値観はすぐに変化すると知った。人との関係も。変わらずにいられるものって存在しているのだろうか。いままでのわたしは変化を恐れすぎていたけど、ここ最近はめまぐるしく変化している。いや、変わらずには生きられないと言っても良いかもしれない。
新天地が地獄だなんて誰が知っているだろうか?神様は私の中にいるんだよ、ばーか。
飼い犬に手を噛まれる。手のひらで転がすつもりのわたしがフロアで踊っていた。3色のライトがチカチカと私の脳を刺激する。自分が吐いたアルコールの匂いで笑ってしまうほどにわたしは。
君の考えてることなんてひとつも1ミリもわからないよ。でも一生わからないままでいさせてね。幸せだと不安になるから、苦しいくらいに不幸でいたほうがいいよ。いっぱい酸素を吸ったみたいに幸福にくらくらして何もわからなくなるよりよっぽどマシだ。這い上がるために一回不幸になるからさ、絶対負けないからね。