新天地

思考を止めるな

ホワイトノイズ

愛という感情が雑音に変わるということが、いまだに忘れられない。

決して些細なすれ違いなんかではなかった。

心臓の1番大事なところに無遠慮にナイフを入れられるような痛みが繰り返されていた。

やり返してやった。最悪だった。

 

いつも自分を大切に守ってあげられない

 

小さいけどずっと気になるあの音が、耳の奥にこびりついて取れない。

 

どこにも行けない

毎日寒い、羽毛布団の上に毛布のほうがあったかいらしい でも羽毛布団てひんやりしてて冷たくて、とっつきにくいから距離感がないと苦手。

 

車で遠くに行きたい、ペーパードライバーだけど。

ひとりでいたい、寂しがり屋だけど。

愛したい、愛されないだろうけど。

 

自分のことをほどほどに諦めて、他人のことは諦めるのが大人になるということなのかな。

絶望はずっと続かない、夜はやがて明けるから

長い夜をまた浪費して生きていく。

 

またちょっとずつがんばれるかな。

またちょっとずつ幸せに向けて歩いていけるかな

戦えるのかなあ ずっと ひとりでいたいです

 

 

わたしにしか見えない

なんだかすごくすっきりした。

台風が去って、涼しい空気で心が軽くなった。

止まっていた時計の秒針がぐるぐると急速に進み出した気がする。

生まれた季節の空気は、何故こんなにおいしいんだろう。

 

本当に本当にひさしぶりに、自分のためだけにゆっくりしてみようかな、と思えた。

炊いたことのないお香を選んだり、神社に行ったりしたい。

それから、もっと世界にいる素敵な人と話したい。

聞いたことのない音楽と、嗅いだことのない街の匂い、もっと美しい自分に出会える気がする。

 

ひさしぶりに、ごはんを食べてごめんなさいと思わなかった。2年くらい、ちょっとおかしかった。

おなかが出ていてもわたしは美しいし、食べすぎたら筋トレしてみたらいいし、プロテイン飲めばいいし、いまのわたしに必要だから食べている。

心の栄養不足は目には見えないものだから。

 

誰かに認められるために痩せすぎたり、精神や生命を削ったら全く美しくなんかなかったな。

何でわからなかったのかな。物凄くダサかった

毎日悲しんで、生きていたくて、ご飯食べては吐いたりを繰り返しているわたしを他人と比べるような真似、わたしだけはわたしにしてはいけなかったな。

 

歪んだ愛や社会の評価や得られる対価だけのために生きるなんてまっぴらごめん

自分がかっこいいと思う椅子にだけ座ってたらよかった。

 

大丈夫だよ。

きみの素敵さをわかってくれる人は絶対にちゃんといるから、それがそんなにいっぱいいなくてもいいんだよ。

 

自分の信念を食べて生きろ!

 

 

普遍

毎日探していた。走り続けたのに動いていない気がした。いちばん認められたい気持ちが誰にも認められなかった。自分のかたちを見失った。

 

視界が揺れる、息が浅くなる、湿度の匂いがする。

身体がじっとり濡れて、全部を脱いだ 見られたくないところまで脱ぐしかなかった。

近付かないと見えなくなった。

 

毎日歩いた道も、ただ寝るだけの日も、孤独のつらさで分かち合えた気になれたことも 幸福だと思えた瞬間の事を持ったまま幸せになるよ。

毎日お風呂にはいれなくても、脂ばかりのご飯食べても、おっきいニキビができても、愛してるね。

がんばりすぎてしゃべれなくても、だめでも、自分を愛せますように

 

決断できなかった自分のことをもう責めないでいいんだよって自分の輪郭を優しく撫でて、微笑んでね。

 

許せないわたしも許してくれた人を敬愛して

わたしも他人の美学と誇りを大事にするね。

 

 

 

 

吐けない

いつだって曇りな地元。いつだって怒ってる父親。

ここにくると全てにうんざりする。手を引いて連れ出してくれる王子様なんてものはいらないので、わたしはわたしの座るべき椅子を用意する。

 

あのこに渡せなかったプレゼントを捨てた。

何をしていてもほんとの気持ちはそれじゃない気がする。じゃあどれ?

わたしはいつだって素直で、それが人を傷付けることをわかったフリして生きている。

 

息を吐くのが下手なの、ただそれだけなのに、それが普通じゃないと切り捨てるあの人のこと、一生愛せない気がした。

 

一回ぜんぶやめたらぜんぶなくなるんでしょ。

うるさい、ぜんぶ なにからも助からない気がする。

鍵のないドア

殴られる夢を見た 汗ばんだ肌と張り付いたTシャツ 遮光カーテンの奥の光がひどく鬱陶しくて、ため息を吐いた。

たまにあの頃の夢を見る。

大人の機嫌に振り回される日々、お金にばかみたいに振り回される大人をみると、ひどく陰惨な気持ちになる。いつまで経っても変わらないクズみたいな父親と、吠えるしか脳のないクズみたいな僕。

明らかに最底辺で、女を選んで殴る男は等しく頭が悪い。ほんとうは形がなくなるまで殴ってやりたかったけど、できない。僕の体が女だからだ。

 

目が覚めたら体がわたしのものじゃなかったので、この身体は捨てた。いつだってなんだって捨てれるから、執着なんかしないで。

 

大人になれば、なんて言うが 学歴・家庭・容姿の三拍子にコンプレックスのある人間がすり減らず自立して生きていくにはこの世はすこし厳しすぎて、冷静な判断力やセーフティーな考え方は持ってない人間にはできないことを知っている。

天は二物を与えるし、人は等しく平等ではない。

 

夢の中で殴られた頬があつい。

ゆるせない、いつまで経っても赦したくない。

もう呪われなくてもいいよ

 

ずっと父に言われてきた“普通”が頭にこびりついて離れない。“普通”に朝起きて夜寝るとか、“普通”に女の子らしく振る舞うとか、“普通”に正社員になるとか。

パパを嫌うのと同時に泣きたくなるほど嫌いになった“普通”のこと。

 

わたしがあなたの望むように生きても、愛されることなんてないことがわかってしまってから、わたしは“普通”と反対に歩き始めた。

だってわたしが”普通“にいい子なのに、それでも誰にも愛されなかったらそんなの、おかしすぎて狂ってしまうでしょ。

 

ひとりで大抵なんでもやってきてやれてきて、逞しいとか立派だとか大人だとかそういう賞賛、もう虚しくてくるしいよ。だって愛されてないからこうなるしかなかっただけで、わたしはとくに偉くないから。

わたしがいろんなことにおいて多数派じゃないのすら、もう、普通になれない意地なのかもしれないと思うと、ほんとに馬鹿だなあって思う。でも自分のことを少しずつ許してあげたい。誰かを許した時みたいに。

何者にもなれなくても、誰かを愛したり愛されたりすることはとても豊かなんだよ、もう随分前からずっとずっと許されたい。ぜんぶ許されて楽になりたい

 

愛されたいという理由で誰かに優しくしたくない、打算なし純度100の愛情しかあげたくない。もうなんか全部を押し付けたりするのがほんとにキツイ、汚い人間でごめんね、やっぱりわたしはマリア様になれなかった。

 

愛されて育たなくてもしあわせになれるところみんなに見せてあげるね。だから一緒にいてね。

 

最近睡眠がうまくいってないです、みんないっぱい寝てください。こんなブログ書いちゃうから。