もう呪われなくてもいいよ
ずっと父に言われてきた“普通”が頭にこびりついて離れない。“普通”に朝起きて夜寝るとか、“普通”に女の子らしく振る舞うとか、“普通”に正社員になるとか。
パパを嫌うのと同時に泣きたくなるほど嫌いになった“普通”のこと。
わたしがあなたの望むように生きても、愛されることなんてないことがわかってしまってから、わたしは“普通”と反対に歩き始めた。
だってわたしが”普通“にいい子なのに、それでも誰にも愛されなかったらそんなの、おかしすぎて狂ってしまうでしょ。
ひとりで大抵なんでもやってきてやれてきて、逞しいとか立派だとか大人だとかそういう賞賛、もう虚しくてくるしいよ。だって愛されてないからこうなるしかなかっただけで、わたしはとくに偉くないから。
わたしがいろんなことにおいて多数派じゃないのすら、もう、普通になれない意地なのかもしれないと思うと、ほんとに馬鹿だなあって思う。でも自分のことを少しずつ許してあげたい。誰かを許した時みたいに。
何者にもなれなくても、誰かを愛したり愛されたりすることはとても豊かなんだよ、もう随分前からずっとずっと許されたい。ぜんぶ許されて楽になりたい
愛されたいという理由で誰かに優しくしたくない、打算なし純度100の愛情しかあげたくない。もうなんか全部を押し付けたりするのがほんとにキツイ、汚い人間でごめんね、やっぱりわたしはマリア様になれなかった。
愛されて育たなくてもしあわせになれるところみんなに見せてあげるね。だから一緒にいてね。
最近睡眠がうまくいってないです、みんないっぱい寝てください。こんなブログ書いちゃうから。